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土壌汚染対策法(土対法)では、土壌汚染調査を実施すべき契機や、実際に汚染が確認された後の対応などについて広く規定されています。
こちらの試験は、土壌汚染対策法規定のうち、第二種特定有害物質項目を分析します。
第二種特定有害物質は重金属系の有害物質のカテゴリーです。全国的に有名な公害の原因物質なども含まれます。第二種の項目は唯一、自然由来で多量に存在する可能性がある項目です。そのため、特に疑わしい履歴がない土地であっても、その土地の特性から基準値を超える結果がでることもあります。溶出試験と含有試験があり、それぞれに基準値が規定されています。
土壌汚染対策第二種特定有害物質検査の料金
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分析種別 | 検体量 | 納期(検体到着後) | 料金(税込) | |
---|---|---|---|---|
第二種特定有害物質 重金属(10項目)溶出量試験 | 200g | 通常 | 10営業日 | 32,000円 (税込 35,200円) |
特急 | 5営業日 | 要相談 | ||
第二種特定有害物質 重金属(9項目)含有量試験 | 200g | 通常 | 10営業日 | 29,000円 (税込 31,900円) |
特急 | 5営業日 | 要相談 |
※別途 溶出試験前処理手数料 6,000円(税込6,600円)/検体
※別途 含有試験前処理手数料 6,000円(税込6,600円)/検体
《溶出量試験と含有量試験のちがいは?》
土壌汚染対策法では、溶出指定基準と含有指定基準が定められています。
溶出指定基準(溶出量試験)は、土壌中の有害物質が雨などにより地下水へ浸透した場合にその地下水等を摂取することによるリスクに対して定められたものです。
一方、含有指定基準(含有量試験)は、土壌を直接摂取することによるリスクに対して定められたものです。
調査の目的によって、分析する項目数を絞ると費用を抑えることができますよ!
不明な点は弊社にお気軽にご相談ください。
依頼したい検査・分析について分からない点、ご不明な点がございましたらお気軽にお問い合わせください。専門のスタッフがお客様に合った検査・分析のご提案をさせていただきます。お問い合わせはこちらをご利用ください。
第二種特定有害物質 分析項目と基準値
分類 | No. | 分析項目 | 土壌溶出量基準 (mg/L) |
土壌含有量基準 (mg/kg) |
項目別料金 (円) |
---|---|---|---|---|---|
第二種特定有害物質 重金属等 (溶出10項目) (含有 9項目) |
1 | カドミウム及びその化合物 | 0.003以下 | 45以下 | 4,000 (税込4,400) |
2 | 六価クロム化合物 | 0.05以下 | 250以下 | 5,000 (税込5,500) |
|
3 | シアン化合物 | 検出されないこと | 50以下 | 4,000 (税込4,400) |
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4 | 水銀及びその化合物 | 0.0005以下 | 15以下 | 6,000 (税込6,600) |
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5 | アルキル水銀化合物 | 検出されないこと | – | 7,000 (税込7,700) |
|
6 | セレン及びその化合物 | 0.01以下 | 150以下 | 4,000 (税込4,400) |
|
7 | 鉛及びその化合物 | 0.01以下 | 150以下 | 4,000 (税込4,400) |
|
8 | 砒素及びその化合物 | 0.01以下 | 150以下 | 4,000 (税込4,400) |
|
9 | フッ素及びその化合物 | 0.8以下 | 4000以下 | 4,000 (税込4,400) |
|
10 | ホウ素及びその化合物 | 1以下 | 4000以下 | 4,000 (税込4,400) |
※別途 溶出試験前処理手数料 6,000円(税込6,600円)/検体
※別途 含有試験前処理手数料 6,000円(税込6,600円)/検体
取引完了までのスケジュール
2024年10月11日(金) ご注文受付
2024年10月12日(土) お客様サンプル採取・送付
2024年10月15日(火) 弊社サンプル受取・分析開始
2024年10月28日(月) 検査終了・報告書送付
※スケジュールはあくまで目安です。
※分析項目、項目数、特急・通常納期によって、日数は変わります。
※北海道、沖縄、離島の場合は配送事情によりスケジュールに影響が出る可能性があります。
ご提出報告書イメージ
特定有害物質一覧
第1種特定有害物質(揮発性有機化合物)
- 四塩化炭素
- 1,2-ジクロロエタン
- 1,1-ジクロロエチレン
- 1,2-ジクロロエチレン
- 1,3-ジクロロプロペン
- ジクロロメタン
- テトラクロロエチレン
- 1,1,1-トリクロロエタン
- 1,1,2-トリクロロエタン
- トリクロロエチレン
- ベンゼン
- クロロエチレン
第2種特定有害物質(重金属等)
- カドミウム及びその化合物
- 六価クロム化合物
- シアン化合物
- 水銀及びその化合物
- セレン及びその化合物
- 鉛及びその化合物
- 砒素及びその化合物
- ふっ素及びその化合物
- ほう素及びその化合物
第3種特定有害物質(農薬等)
- シマジン
- チオベンカルブ
- チウラム
- ポリ塩化ビフェニル
- 有機りん化合物
よくある質問
営業時間を教えてください。
営業時間は、8:30~17:30です。ただし、土曜、日曜、祝祭日、夏期・年末年始の休日等を除きます。 メール・電話でのお問い合わせ対応、検体の受け取りは24時間365日対応可能です。
検体量はどの程度必要ですか?
必要検体量はこちらよりご確認ください。
料金表に掲載の検体量をご参照ください。分析内容により量が異なります。
基本的な内容の分析の場合、300~500g程度必要になります。お急ぎの場合は、直接ご相談ください。
検体は、密封可能な容器に採取してください。特殊な分析の場合のみ、弊社より専用容器を発送いたします。
検体の受け渡しの方法はどうなっていますか?
郵送もしくはご持参ください。
訪問可能距離であればサンプリングに伺うことも可能ですが、別途サンプリング費用等が発生します。
料金はどのように支払えば良いですか?
分析結果報告書に請求書を同封いたします。弊社の指定口座までお振込みください。
請求書発行月の翌月末までにお支払いをお願いいたします。
振込手数料はお客様のご負担でお願いいたします。
初回お取引のお客様には分析結果速報後にお振込をお願いする場合がございます。
分析料金はどのくらいかかりますか?
主な分析料金表はこちらよりご確認ください。
分析料金は検体の種類、分析項目、検体数、納期、その他事項等、ご依頼の内容により異なります。
必要情報をお聞き取りした後に、見積書を提出いたします。
分析が終わったら試料を返してもらえますか?
分析完了後の残試料は基本的に返却いたします。
特に基準値を超える項目がある等、特定の検体は返却必須となりますのでご注意ください。
安全性が確認されており、且つ弊社にて処分が可能な試料に関しては、別途処分費用をいただくことで弊社にて処分可能な場合もございます。必要な場合は担当者までご相談ください。
お問い合わせはこちらをご利用ください。
納期は、検体を送ってからどのくらいですか?
分析期間はこちらよりご確認ください。
料金表に掲載の納期をご参照ください。分析内容により期間が異なります。
基本的な内容の分析の場合、弊社にて受け入れ完了後、10〜18営業日で数値速報となります。
お急ぎの場合は、直接ご相談ください。
速報はメール又はFAXにてお知らせとなり、その後報告書を発行し、郵送いたします。