製品や原料の安全性の確認
特に土壌の上で使用する路盤材や砕石、土壌に混合して使用する土壌改良材や肥料などは、安全性の確認を求められることが多いようです。また近年ではコンクリート廃材や汚泥を中間処理し、リサイクルする流れも活発になっており、そこでも土壌の基準値が活躍します。
製品等の安全性の確認の場合、主要な構成成分がハッキリしているため、分析すべき項目が明確になっている場合が多いようです。特に多いのは重金属類であり、「六価クロムのみ」といった的を絞った分析内容も少なくありません。
この項目で多くの方が利用されている分析は以下になります。
対象項目の詳細ページ
※別途前処理費用が発生します。
分析項目と基準値
分類 | No. | 分析項目 | 土壌溶出量基準 (mg/L) |
土壌含有量基準 (mg/kg) |
項目別料金 (円) |
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第二種特定有害物質 重金属等 (溶出10項目) (含有 9項目) |
1 | カドミウム及びその化合物 | 0.003以下 | 45以下 | 4,000 (税込4,400) |
2 | 六価クロム化合物 | 0.05以下 | 250以下 | 5,000 (税込5,500) |
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3 | シアン化合物 | 検出されないこと | 50以下 | 4,000 (税込4,400) |
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4 | 水銀及びその化合物 | 0.0005以下 | 15以下 | 6,000 (税込6,600) |
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5 | アルキル水銀化合物 | 検出されないこと | – | 7,000 (税込7,700) |
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6 | セレン及びその化合物 | 0.01以下 | 150以下 | 4,000 (税込4,400) |
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7 | 鉛及びその化合物 | 0.01以下 | 150以下 | 4,000 (税込4,400) |
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8 | 砒素及びその化合物 | 0.01以下 | 150以下 | 4,000 (税込4,400) |
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9 | フッ素及びその化合物 | 0.8以下 | 4000以下 | 4,000 (税込4,400) |
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10 | ホウ素及びその化合物 | 1以下 | 4000以下 | 4,000 (税込4,400) |