土壌汚染対策法(価格・料金・ご依頼と納期)

分析種別をクリックすると、測定項目や基準の数値などの詳細ページへリンクします。

分析種別 試料量 納期(試料到着後) 価格・料金
土壌汚染対策法+土壌環境基準全項目検査
(溶出試験28項目・含有試験9項目)
500g 通常12営業日 135,000円
(税込 148,500円)
特急8営業日 要相談
土壌汚染対策法 全項目
(溶出試験27項目・含有試験9項目)
500g 通常12営業日 128,000円
(税込 140,800円)
特急8営業日 要相談
土壌汚染対策法 溶出試験 全項目
(溶出試験27項目)
500g 通常12営業日 106,000円
(税込 116,600円)
特急8営業日 要相談
第一種特定有害物質
(揮発性有機化合物12項目)
200g 通常10営業日 45,000円
(税込 49,500円)
特急5営業日 要相談
第二種特定有害物質
(重金属10項目:溶出量試験)
200g 通常10営業日 32,000円
(税込 35,200円)
特急5営業日 要相談
第二種特定有害物質
(重金属9項目:含有量試験)
200g 通常10営業日 29,000円
(税込 31,900円)
特急5営業日 要相談
第三種特定有害物質
(農薬等5項目)
300g 通常12営業日 45,000円
(税込 49,500円)
特急8営業日 要相談

※別途 溶出試験前処理手数料 6,000円(税込6,600円)/検体
※別途 含有試験前処理手数料 6,000円(税込6,600円)/検体

各分析の項目・基準値・価格

第一種特定有害物質・揮発性有機化合物(12項目)
分類 No. 分析項目 土壌溶出量基準
(mg/L)
土壌含有量基準
(mg/kg)
項目別料金
(円)
第一種特定有害物質
揮発性有機化合物
(12項目)
1 クロロエチレン 0.002以下 12,000
(税込13,200)
2 四塩化炭素 0.002以下 4,000
(税込4,400)
3 1,2-ジクロロエタン 0.004以下 4,000
(税込4,400)
4 1,1-ジクロロエチレン 0.1以下 4,000
(税込4,400)
5 1,2-ジクロロエチレン 0.04以下 4,000
(税込4,400)
6 1,3-ジクロロプロペン 0.002以下 4,000
(税込4,400)
7 ジクロロメタン 0.02以下 4,000
(税込4,400)
8 テトラクロロエチレン 0.01以下 4,000
(税込4,400)
9 1,1,1-トリクロロエタン 1以下 4,000
(税込4,400)
10 1,1,2-トリクロロエタン 0.006以下 4,000
(税込4,400)
11 トリクロロエチレン 0.01以下 4,000
(税込4,400)
12 ベンゼン 0.01以下 4,000
(税込4,400)
第二種特定有害物質
重金属等
(溶出10項目)
(含有 9項目)
13 カドミウム及びその化合物 0.003以下 45以下 4,000
(税込4,400)
14 六価クロム化合物 0.05以下 250以下 5,000
(税込5,500)
15 シアン化合物 検出されないこと 50以下 4,000
(税込4,400)
16 水銀及びその化合物 0.0005以下 15以下 6,000
(税込6,600)
17 アルキル水銀化合物 検出されないこと 7,000
(税込7,700)
18 セレン及びその化合物 0.01以下 150以下 4,000
(税込4,400)
19 鉛及びその化合物 0.01以下 150以下 4,000
(税込4,400)
20 砒素及びその化合物 0.01以下 150以下 4,000
(税込4,400)
21 フッ素及びその化合物 0.8以下 4000以下 4,000
(税込4,400)
22 ホウ素及びその化合物 1以下 4000以下 4,000
(税込4,400)
第三種特定有害物質
農薬等
(5項目)
23 シマジン 0.003以下 12,000
(税込13,200)
24 チオベンカルブ 0.02以下 12,000
(税込13,200)
25 チウラム 0.006以下 12,000
(税込13,200)
26 ポリ塩化ビフェニル(PCB) 検出されないこと 12,000
(税込13,200)
27 有機燐化合物 検出されないこと 8,000
(税込8,800)
第土壌環境基準項目
(28項目)
28 1,4-ジオキサン 0.05以下 12,000
(税込13,200)
土壌汚染対策法(環告18・19号) 全項目(溶出試験27項目・含有試験9項目)
分類 No. 分析項目 土壌溶出量基準
(mg/L)
土壌含有量基準
(mg/kg)
項目別料金
(円)
第一種特定有害物質
揮発性有機化合物
(12項目)
1 クロロエチレン 0.002以下 12,000
(税込13,200)
2 四塩化炭素 0.002以下 4,000
(税込4,400)
3 1,2-ジクロロエタン 0.004以下 4,000
(税込4,400)
4 1,1-ジクロロエチレン 0.1以下 4,000
(税込4,400)
5 1,2-ジクロロエチレン 0.04以下 4,000
(税込4,400)
6 1,3-ジクロロプロペン 0.002以下 4,000
(税込4,400)
7 ジクロロメタン 0.02以下 4,000
(税込4,400)
8 テトラクロロエチレン 0.01以下 4,000
(税込4,400)
9 1,1,1-トリクロロエタン 1以下 4,000
(税込4,400)
10 1,1,2-トリクロロエタン 0.006以下 4,000
(税込4,400)
11 トリクロロエチレン 0.01以下 4,000
(税込4,400)
12 ベンゼン 0.01以下 4,000
(税込4,400)
第二種特定有害物質
重金属等
(溶出10項目)
(含有 9項目)
1 カドミウム及びその化合物 0.003以下 45以下 4,000
(税込4,400)
2 六価クロム化合物 0.05以下 250以下 5,000
(税込5,500)
3 シアン化合物 検出されないこと 50以下 4,000
(税込4,400)
4 水銀及びその化合物 0.0005以下 15以下 6,000
(税込6,600)
5 アルキル水銀化合物 検出されないこと 7,000
(税込7,700)
6 セレン及びその化合物 0.01以下 150以下 4,000
(税込4,400)
7 鉛及びその化合物 0.01以下 150以下 4,000
(税込4,400)
8 砒素及びその化合物 0.01以下 150以下 4,000
(税込4,400)
9 フッ素及びその化合物 0.8以下 4000以下 4,000
(税込4,400)
10 ホウ素及びその化合物 1以下 4000以下 4,000
(税込4,400)
第三種特定有害物質
農薬等
(5項目)
1 シマジン 0.003以下 12,000
(税込13,200)
2 チオベンカルブ 0.02以下 12,000
(税込13,200)
3 チウラム 0.006以下 12,000
(税込13,200)
4 ポリ塩化ビフェニル(PCB) 検出されないこと 12,000
(税込13,200)
5 有機燐化合物 検出されないこと 8,000
(税込8,800)

《溶出量試験と含有量試験のちがいは?》

土壌汚染対策法では、溶出指定基準と含有指定基準が定められています。溶出指定基準(溶出量試験)は、土壌中の有害物質が雨などにより地下水へ浸透した場合にその地下水等を摂取することによるリスクに対して定められたものです。

一方、含有指定基準(含有量試験)は、土壌を直接摂取することによるリスクに対して定められたものです。調査の目的によって、分析する項目数を絞ると費用を抑えることができますよ!

土壌環境基準溶出・含有試験(価格・料金と納期)

分析種別をクリックすると、測定項目や基準の数値などの詳細ページへリンクします。

分析種別 試料量 納期(試料到着後) 価格・料金
溶出試験(28項目) 500g 通常12営業日 114,000円
(税込 125,400円)
特急8営業日 要相談
含有試験(2項目)※2 200g 通常12営業日 22,000円
(税込 24,200円)
特急8営業日 要相談

※  別途 溶出試験前処理手数料 6,000円(税込6,600円)/検体
※2 含有試験前処理手数料 含む

各分析の項目・基準値・価格

土壌環境基準(環告46号)溶出試験28項目
No. 分析項目 基準値
(mg/L)
項目別料金
(円)
1 クロロエチレン 0.002 12,000
(税込13,200)
2 四塩化炭素 0.002 4,000
(税込4,400)
3 1,2-ジクロロエタン 0.004 4,000
(税込4,400)
4 1,1-ジクロロエチレン 0.1 4,000
(税込4,400)
5 1,2-ジクロロエチレン 0.04 4,000
(税込4,400)
6 1,3-ジクロロプロペン 0.002 4,000
(税込4,400)
7 ジクロロメタン 0.02 4,000
(税込4,400)
8 テトラクロロエチレン 0.01 4,000
(税込4,400)
9 1,1,1-トリクロロエタン 1 4,000
(税込4,400)
10 1,1,2-トリクロロエタン 0.006 4,000
(税込4,400)
11 トリクロロエチレン 0.01 4,000
(税込4,400)
12 ベンゼン 0.01 4,000
(税込4,400)
13 カドミウム 0.003 4,000
(税込4,400)
14 六価クロム 0.05 5,000
(税込5,500)
15 シアン化合物 検出されないこと 4,000
(税込4,400)
16 総水銀 0.0005 6,000
(税込6,600)
17 アルキル水銀 検出されないこと 7,000
(税込7,700)
18 セレン 0.01 4,000
(税込4,400)
19 0.01 4,000
(税込4,400)
20 砒素 0.01 4,000
(税込4,400)
21 フッ素 0.8 4,000
(税込4,400)
22 ホウ素 1 4,000
(税込4,400)
23 シマジン 0.003 12,000
(税込13,200)
24 チオベンカルブ 0.02 12,000
(税込13,200)
25 チラウム 0.006 12,000
(税込13,200)
26 ポリ塩化ビフェニル(PCB) 検出されないこと 12,000
(税込13,200)
27 有機燐 検出されないこと 8,000
(税込8,800)
28 1,4-ジオキサン 0.05 12,000
(税込13,200)
土壌環境基準(環告46号)含有試験2項目(農用地)
No. 分析項目 基準値
(mg/kg)
項目別料金
(円)
1 砒素含有量 15未満 11,000
(税込12,100)
2 銅含有量 125未満 11,000
(税込12,100)

第一種特定有害物質 溶出試験向け 追加項目 (価格・料金と納期)

分析種別 土壌溶出量基準
mg/L
土壌含有量基準
mg/kg
価格・料金
1,4-ジオキサン 0.002以下 12,000円
(税込 13,200円)

※単独で分析する場合は、別途前処理手数料 6,000円(税込6,600円)/検体

土壌の分析について

1.必要な分析項目(セット)を選択し、見積もしくは注文依頼【お客様のアクション】

必要な項目を確認し、見積・注文フォームにてご依頼ください。
どのような項目を分析すればよいか分からないなど不明点がある場合は、担当者が状況をヒアリングし、分析についてご提案いたします。

分析依頼はこちらから
見積依頼はこちらから

電話でのお問合せは、0120-478-715

2.弊社より見積データの送付・納期や必要検体量をお知らせ【弊社のアクション】

フォーム入力いただいたアドレスへメールを送信いたします。
見積書原本は後日、入力いただいた住所へ発送いたします。

3.検体を採取し、弊社へ発送する【お客様のアクション】

分析をする土壌などを採取します。採取した検体を段ボール等で梱包し、弊社まで送付ください。土壌採取方法については、以下のページを参照してください。

土壌採取方法についてはこちら

採取容器は基本的にはジップロックのような密封可能なプラスチック製の袋や容器で問題ありません。ただし、項目によっては特殊な容器に採取する必要がありますので、ご依頼の際に担当者までご確認ください。

4.弊社にて検体受け入れ、分析前処理【弊社のアクション】

検体が届き、分析室にて受け入れが完了しましたら、その旨と速報予定日をメールにてお知らせします。
受け入れ後の検体は、実施する分析ごとに溶出操作や硫酸や塩酸などを用いた酸処理など、必要な前処理を行い、検液などを作成します。

5.分析【弊社のアクション】

各項目ごとに分析を実施します。基準の数値が微量な項目でも、規定の方法に則り、しっかりと計量します。

<例>

  • カドミウム:弊社ではICP(発光分光分析装置)や原子吸光装置を主に使用し、分析します。
  • トリクロロエチレン:GC/MS(ガスクロマトグラフィー質量分析器)を主に使用し、分析します。

6.報告書の作成、結果速報【弊社のアクション】

全ての分析が完了すると、その結果を基に報告書が作成されます。
その報告書データをベースに、メールにて結果速報をお知らせいたします。

7.報告書原本発行、書類発送【弊社のアクション】

速報にてご確認いただいた報告書は、計量士の数値確認・押印を経て、正式な原本発行となります。
報告書は請求書や関係書類とまとめて、指定の住所まで送付します。

8.お支払い【お客様のアクション】

届いた請求書記載の振込先に、支払期日までにお支払いをお願いいたします。

土壌の分析について

土壌の分析の目的は大きく2つに分けられます。

  1. 環境分析:土壌の安全性を確認したい。(有害物質の影響の有無を明確にする)
  2. 土壌診断:その土地で作物を育成するのに適しているか確認したい。(肥沃な土壌か確認する)

環境分析

弊社で取り扱う分析は、基本的に①の環境分析に関わるものです。法令に定められた有害物質について、法令で定められた方法で分析を実施します。法令に伴い実施する必要が生じた場合や、土地の安全性を確認する場合に必要な分析です。
土壌の他にも、製品の成分分析や地下水の水質分析でも土壌の基準が用いられる場合があり、それらの分析も弊社で実施可能です。

土壌診断

②の土壌診断は、弊社で行う分析とは少々専門性が異なります。
水田にて水稲を育成する・畑にて作物を栽培するといった場合に、その土地にどれだけの栄養素があるか把握することは重要です。
また農業などで圃場へ堆肥を施肥する場合や作付けのための追肥をする際、どのような養分がどれだけ必要か知らないと十分な効果が見込めません。農作物の生育や収量、生産品質に直結する重要な要素と言えるでしょう。
これらの作物栽培や肥料(化学肥料や有機物肥料を含む)に関係する分析について特化した分析会社は弊社とは別に複数存在します。
中には土壌を送ることで詳細な診断書を得られるサービスもあります。
以下のような項目について分析を検討している場合は、それらの土壌診断を得意とする企業へ相談するとよいかもしれません。

  • 水素イオン濃度/pH(酸度・アルカリ度)、電気伝導率/EC、陽イオン(塩基)交換容量/CEC、塩類濃度 など
  • 石灰(カルシウム)、苦土(マグネシウム)、加里(カリウム)、塩基飽和度、苦土(マグネシウム)・加里(カリウム)比、石灰(カルシウム)・加里(カリウム)比 など
  • 硝酸態窒素・亜硝酸態窒素、アンモニア態窒素、無機態窒素 、可給態リン酸、腐植 など
  • 鉄、マンガン、ホウ素、亜鉛、銅、カドミウム など

その他の土壌に係わる調査・診断

その他、以下のような土壌に関わる分析・調査が必要な場合は、各専門企業へお問合せください。

  • 土の粒度分布や含水比といった、畑地や耕作圃場の土壌の物理的な性質を調べたい場合
  • 栽培した果菜類や水稲などの農作物の、残留農薬濃度を調べたい場合
  • センチュウなどの病害虫や微生物や細菌などが、土壌中にどれだけ存在するか調べたい場合
  • 土壌養分詳細を把握し、施肥量や栽培農作物について改善・再検討をしたい場合

※関連ページ

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